2021-05-25 第204回国会 参議院 環境委員会 第11号
ですので、最近、石炭火力にアンモニアや水素、こういったものを加える中で、最終的には、火力だけれどもCO2排出がゼロというこのゼロエミッション火力、この開発、そして普及、しっかり後押しをする必要は、私もそのとおりだと思います。 あわせて、その不安定なものをいかに安定化をさせていくかという技術や社会に変えていく、このライフスタイルの変化は不可欠です。
ですので、最近、石炭火力にアンモニアや水素、こういったものを加える中で、最終的には、火力だけれどもCO2排出がゼロというこのゼロエミッション火力、この開発、そして普及、しっかり後押しをする必要は、私もそのとおりだと思います。 あわせて、その不安定なものをいかに安定化をさせていくかという技術や社会に変えていく、このライフスタイルの変化は不可欠です。
CO2を出さないゼロエミッション火力をうたいますが、実現の保証はありません。二〇三〇年は目前です。石炭火力に固執するのはやめ、フェーズアウト計画を直ちに策定し、海外の石炭火力発電への支援を停止すべきです。 同時に、脱炭素電源として原発への依存を強めようとする動きも看過できません。東京電力の柏崎刈羽原発で、IDの不正利用に続き、テロ対策設備の機能喪失が発覚し、運転禁止命令が出されるに至りました。
将来はCO2を出さないゼロエミッション火力になるとうたわれていますが、事業者であるJERAのロードマップによると、CO2を出さないアンモニアを石炭と混ぜて燃やす混焼技術はまだ実証段階であり、うまくいったとしても、二〇三〇年代前半にアンモニア混焼率が二〇%、つまり八〇%は石炭のままです。 梶山大臣、横須賀の石炭火力がゼロエミッションになるのは一体いつですか。
JERAは、横須賀の石炭火力発電所は将来的には二酸化炭素を出さないゼロエミッション火力になるとして、アンモニア混焼を推奨するとしています。 そこで、経産省に伺います。
ゼロエミッション火力の看板で新たな石炭火力発電所を造ることは、気候変動危機回避に大きく逆行すると言わなければなりません。しかも、アンモニアは燃焼するときにCO2は出しません、燃焼するときには。しかし、アンモニアを生産する過程でCO2が発生します。アンモニアを一トン作るのにCO2が一・五ないし二トン出ます。
JERAが進めているゼロエミッション火力、これについては二〇三〇年までには間に合わないでしょう。そして、今後、再エネのコストも下がっていくことを考えたときに、私も思います、本当に、コスト、乗るのかと。
例えば、国内の発電事業者の中には、自発的に二〇五〇年ゼロエミッションへの挑戦を表明をして、水素やアンモニアを燃料として発電時にCO2の排出が実質ない火力発電、いわゆるゼロエミッション火力、こういったことを実現をすると宣言をして取り組む事業者も出てきています。
そして、火力発電の更なる効率化を進めて、究極的には水素やアンモニアを燃料として発電時のCO2の排出が実質的にゼロである、いわゆるゼロエミッション火力の可能性を追求していくことも重要だと思っています。既に、国内の発電事業者の中には、自発的に二〇五〇年ゼロエミッションへの挑戦を表明して、ゼロエミッション火力の実現に向けて取り組む事業者も出てきています。
今後、石炭についても、まさにきょうの答弁でも言わせていただいたように、火力発電だけれども排出がないという、CO2排出がないという今までになかった技術も出てきて、実際に民間の事業者で、このゼロエミッション火力というものをこれから実現をする、そんな取組も出てきました。
そんなことで、さまざま議論していますが、最近では、例えば、国内の発電事業者の中には、自発的に二〇五〇年ゼロエミッションへの挑戦を表明して、水素やアンモニアを燃料として発電時にCO2の排出が実質ない火力発電、いわゆるゼロエミッション火力の実現に向けて取り組む事業者も出てきています。